闘茶一式
闘茶一式
名 称:煎茶
産 地:京都府宇治
値 段:1050(?)円
内容量:30g×2
備 考:㈱丸久小山園が手掛けたもの
対決 巨匠たちの日本美術展で入手したもの。
闘茶はやったことありますが、難しい。ただこれ、味覚がどうのとかいうレベルの問題じゃあない。あと、淹れる方の手筈が悪いともう駄目。ただ愉しむ目的ならば、身内で色々と試してみると面白い。特徴のあるお茶を、経験者が初心者に対して行うものは特に面白いといえよう。
この飲み比べに入っているのは、江戸好みの深蒸濃口、萬福山と都好みのマイルド煎茶こと初みどり。
自分は生まれも育ちも東京23区の某所。なので、馴染みがあるのは萬福山。しかし自分好みは初みどり。某人に「血か?」と突っ込まれましたがこれは関係ないと思う(3代以上前のご先祖様は石川県の坊主家系と秋田の士族)。
香りは初みどりが海苔の香り。萬福山が濃い煎茶の香り(強いではなく、濃い)。
味はやはり萬福山が後味まで強い。そして渋味が強くなるのも早い。
初みどりはとろっとした感じで、柔らかい。後味はさっぱりとしている。冷めてくると何だか抜けた感じ。
同じ和菓子を東西両方用意して、それぞれのお茶と合わせるのもいい。
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